Ghost Dynamics (Smooth Modifier使用)で乳揉みシーン

4.0

Ghost Dynamicsは、付属のハンドで触った部分をリアルにへこませるツール。


ゴーストダイナミクス

私は直感的に理解した。女体を触りまくって、乳や尻を揉みしだくシーンを作るための超絶テクノロジーだと。

その実態は、DAZ Studioのsmoothing modifierという機能を使ったフィギュア変形を応用したものだった。

smoothing modifierは、服のはみ出しなどを簡単に修正するのによく使われる機能で、当たり判定フィギュアやオブジェクトを指定すると、「突き抜け」が起こらないように上手いこと変形してくれるのだ。

Ghost Dynamicsの内容物

  • ドキュメント
  • 値判定用ハンドやプロップ類
  • Smoothing modifier適用スクリプトや衝突パラメータ修正アイコン

実は、Ghost Dynamicsはスゴイ技術が使われているわけじゃない。DAZ Studioの機能、smoothing modifierを適用するスクリプトと、当たり判定用の単なるプロップがセットになっているだけなのだ。

つまり、この製品を買わなくても、本記事にあるような女体変形が可能である。細かい技術を理解せずに使いたい、という人だけ購入するといいんじゃないだろうか。

順に見てこう。

まず、ドキュメント。

ダブルクリックでPDFが開き、操作手順が読める。購入前にウェブで読むことはできないもよう。(ネタバレになるから?)

続いて、当たり判定用のプロップ。

色んな形の手や、球やシリンダなどの基本形状がグルーピングされてドン!と出てくる。

各プロップに特別な仕掛けはなく、テクスチャも貼っていないただの衝突判定用だ。

ちなみに当たり判定には、普通にフィギュアを指定することもできるが、リアルな凹みを作るには、独立したプロップを複数使ったほうが見栄えが良いのだ。

ちなみに、レンダリング時には衝突用プロップは非表示にして、フィギュアなどの指をプロップのあった場所に配置し、「手でつかんで、肌が凹んでる」感を出すように使うみたいだ。

最後にスクリプト類。

ADD Smoothingは、フィギュアにSmoothing modifierを適用するためのスクリプト。何かものすごいことをしているわけではないらしい。

数字が書いてあるのは、変形精度のパラメータ「Smoothing Iterations」と「Collision Iterations」をアイコンで調整するためのもの。

View On/Offはプレビュー画面から衝突判定プロップを表示・非表示するもの、Render On/Offは衝突判定プロップをレンダリング対象・非対象にするためのものだ。

Ghost Dynamicsの使い方

ざっくりした使い方をメモっておこう。後で画像も追加予定。

シーンにフィギュアを呼び出す

フィギュアを選択状態で、スクリプトの「Add Smoothing」を適用

これで、Parametersパネルで、フィギュア→General→Mesh smoothingにスムージング用パラメータが現れる。

衝突判定用プロップを呼び出し、プロップを適当に肌にめり込ませる。

Parametersタブにて、フィギュア(ここではDior)→General→Mesh SmoothingのCollision itemをクリック

衝突判定プロップを指定してAcceptをクリック。親オブジェクトを指定すると、配下の子オブジェクトが全て衝突判定対象になる。

フィギュアを選択状態にして、Ghost DynamicsのUtilitiesのCI 20アイコンを適用、さらにSI10アイコンを適用する。

しばらく待っていると、女体がメキョッと変形して、当たり判定箇所が凹むのだ。

スッゲェ!おもしれぇ!

なお、変形具合は、付属のCI XX、SI XXアイコンで変更してもいいが、慣れてきたらParamtersタブ→フィギュア名→General→Mesh SmoothingのSmoothing Iterations、Colision Iterationsの値を直接変えてもOK。

こちらをいじるほうが試行錯誤しやすいだろう。

なお、Collision Iterasionは当たり判定精度を上げるもので比較的高め(50とか)に設定してもOK。

Smoothing Iterasionsは変形後の「ならし」精度を上げるもので大きくし過ぎるとフィギュアのディティールが飛んでツルッとしてしまうのとメチャ時間がかかるので、10~20くらいにとどめておこう。

パラメータを変化させると、見た目がどう変わるかをGIF動画にしてみた。

まず、衝突判定精度のCollision Iterations。

続いて、変形後のならし精度のSmoothing Iterations。

値が大きすぎると、体型がしぼんでしまったり、服のめり込みが発生したりする模様。

肌の膨らみ、凹み

商品説明を見ると、フィギュアの肌をへこませるだけじゃなく、ふくらませることもできるっぽい。

試してみた。

球をフィギュアのお腹に「少しめり込ませると、凹み」、「深くめり込ませると、肌が球を覆うようにふくらむ」という感じ。

めり込み具合で、凹みか膨らみかが決まるようだ。

Smoothingでフィギュアの体型が変わる

このアイテムを使うと、Smoothingで対象箇所以外も変形してしまう。

ディティールが飛んで困るという場合は、気をつけよう。

Ghost Dynamics まとめ

気をつける点があるというものの、オモシロツールであることは変わりない。

色々試してみようと思う。うまくすれば、服の食い込みにも使えるかも?


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