DAZ Studioのおもしろ機能、Iray Section Plane。
指定した平面で、アイテムをスパッと切ることが出来る。
いろんなアイテムを斬鉄剣!
モンスターもスパッ
リンゴもスパッ
大仏さまもスパッ(バチあたり!)
面白いけど、本当の使い道はそうじゃない。
部屋オブジェクトの、カメラの手前の壁だけ消す
たとえば、こんな家オブジェクトがあったとして…
参考)再現度の高すぎる昭和の家 Japanese70’sHouse – Poser覚書
フツーなら、壁を透明化したり、一部のポリゴンを削除したりなんだりしないと、部屋の内部のレンダリングは難しい。
だけど、こうやってスパッと切って…
カメラを寄せていけば…
何の苦労もなく、部屋の中がレンダリングできた!!
画期的!
Iray Section Planeの使い方
使い方は簡単
シーン内にIray Section Planeを呼び出すだけ。「無限平面」でオブジェクトが勝手に切断される。
画面上部のメニューCreate→New Iray Section Plane Nodeを選択
名前をつけろウインドウが出るので、Acceptをクリック
レンダリングすると、画面が面で切断されてる。
切断面は、Iray Section Planeの位置と角度で決まる。動かしてみよう。
Sceneパネルで、Iray Section Plane Nodeをクリック
Sceneパネルが出てないときは、Window→Panes(Tabs)→Sceneで出てくる
ParametersパネルでIray Section Plane Nodeを動かす
Translate(移動)とRotate(回転)をいじって動かしてみよう。Scale(拡大縮小)はいじっても意味なし。
どういうふうに切断されるか、プレビューしながら動かしたい場合は、プレビュー設定を変えよう。
切断状況をリアルタイムプレビュー
シーンの上部の斜め立方体をクリック→NVDIA Irayを選択
重いデータだと表示に時間が掛かるが、切断具合を見ながら操作できる。
切れてる!
Iray Section Plane Nodeを2つ作ると
2つの面で切断できる。無残。
Iray Section Plane Nodeを使ったアイデア
GANTZの転送シーン
Iray Section Plane Nodeをアニメーションさせれば、「ガンツ」の転送シーンが作れそう。
▲頭の中はカラッポだよ~~~ん
100万の命の上に俺は立っているのゲームマスター
あるいは、新しいマンガで言うと「100万の命の上に俺は立っている」のゲームマスター。
マンガ内では「顔半分の変態」と簡潔に紹介されている。うん、そうとしか言い様がない。
100万の命の上に俺は立っている eBookJapan ←試し読みの最初のほうに出てくる
真面目な目的に使える機能なのに、ロクでもないことばかり考えて申し訳ない…と思いつつ、今回の覚書を終わる。