クリスタの色収差 効果フィルター ずらしすぎは目が痛い?

クリスタの色収差

以下は色収差効果の適用前後をGIFアニメにしたものである。

鼻のバツ部分を中心に、色収差(いろしゅうさ=色ずれ)が起こっている。印象としては、夢の中っぽいというか幻想的と言うか、フワッとした感じになる。アナログテレビっぽい雰囲気もする。

色彩が微妙にズレる「色収差」。この現象は、イラストにおける表現技法として知られているっぽい。

クリスタでは、色収差を簡単に再現できる機能がある。

フィルター→効果→色収差(色ずれ)で、選択中のレイヤーに適用可能だ。

色収差ウインドウで、色ずれの種類、強さ、角度を指定できる。

「プレビュー」をオンオフすると、色収差適用前後を見て比べることができるのだ。

はっきりいって、そうとう「強さ」を大きくしても、何が変わったのかな?というくらい微妙な変化。でも、気づかないくらい微妙な加工をするくらいでちょうどいいっぽい。

色収差はもともと、レンズで画像を集光した際に発生する現象。クリスタでは独自の手法でこの現象を再現している。

具体的には、完成したイラストを一つのレイヤーに集約し、そのレイヤーを赤、青、緑の三つに複製。それぞれのレイヤーを微妙にずらすことで、色収差っぽい効果を作り出しているのだ。

いわゆる「エモい」雰囲気を出したり、印象を強くする効果がある。特に色彩が鮮やかな作品に適用すると、ポップな雰囲気を出すことできる。

失敗談として、印刷用のイラストに色収差を使ったら、印刷の工程で色がズレる「版ズレ」だと思われて、印刷所の人が「印刷に失敗した」と思って何度もやり直すことになったという話を聞く。まあ、今は一般的になってるので大丈夫だと思う…。

クリスタの色収差機能は、2024年3月のアップデートで追加された。それ以前のバージョンでは、同様の効果を出すためにはレイヤーの複製や結合を繰り返す手順が必要だった。

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以前のバージョンでの色収差のやり方はこちら。(2020年頃の情報)レイヤーの合成モードを駆使して実現してたっぽい。

参考)1部色収差 – CLIP STUDIO ASK

手動で毎回やるのはめんどうなので、オートアクションを作成した人もいたようだ。

RGBずらしは目が痛い

色収差は個人の好き嫌いがあるらしく、「目が痛くなるから嫌い」という人もいる。

私も、どちらかというと「目が痛くなるな…」と思う側である。

たぶん、ズレ幅が大きいと目の補正機能がバグって、焦点を変なふうに合わせようとしてしまうために目が痛くなるんだと思う。

これなんかはだいぶ目が痛い。

ただ、「色収差使ってみたい」という人は多く、かなり人気の機能らしいのだ。まあ、使いどころ次第なのかな・・・。