クリスタのレイヤーカラーの変更
下書きとペン入れでレイヤーを分けるて、下書きの色を変えることで作業がしやすくなる。
そのためにレイヤーカラーは、クリスタで漫画を描く際の重要なツールの一つだ。
レイヤーカラーの設定
「レイヤーカラー」は、クリスタの機能で、下書きを描いたレイヤーの色を変えることができる。
レイヤープロパティから「効果」にあるレイヤーカラーをクリックすると、線の色が青く変わるのだ。初期設定では青になっているが、青以外にも変えることが可能。
線の色や濃淡で青～白に変化する。（デフォルトの場合）
関連 クリスタのレイヤー
レイヤーカラーの変更方法
やり方は２つある。
１つ目は、レイヤーパレットの赤丸の部分をクリックすること。
黒で描画されている部分がレイヤーカラーで指定されている色になり、白で描画されている部分がサブカラーで指定されている色になる。感覚的には、色の濃淡で濃い色→レイヤーカラー、薄い色→サブカラーに変わる感じ。
もう１つの方法はレイヤープロパティ。（ウインドウ→レイヤープロパティで出る）
レイヤーカラーのアイコンをクリックすると、レイヤーカラーの変更をオン・オフできる。
レイヤーの不透明度の調整
ペン入れをするときに、下書きが青でも邪魔だな…と感じるときに、不透明度を下げて線を薄くすることができる。
不透明度は、パレットの上部分にあるスライダーを動かすことで調整。スライダーのバーを左にドラッグすると薄くなり、右にドラッグすると濃くなる。
レイヤーカラーの使い方のポイント
- 人物が複数重なっているコマや人物と背景が重なっているコマなどは、それぞれ修正がしやすいようにレイヤーを分けると便利。
- レイヤーフォルダにも色を設定することができる。例えば、人物関係をまとめたフォルダと背景関係をまとめたフォルダで別々のカラーにすることが可能。
- サブカラーは、原稿でハイライトなどにホワイトを使用した場合、下地の用紙も白なのでどこにホワイトを入れたか分かりにくい場合に便利。