正直ナメてた。コイツは、もっと早い時期に手に入れるべきだった。
今更ながらDAZの肌感変更ツール、Skin Builder 8 for Genesis 8 Female(s)をゲット。
Skin Builder 8 for Genesis 8 Female(s)
SkinBuilder 8は、肌に関する変更が出来る万能ツールだ。「肌作成」+「オーバレイ」+「マーチャントリソース」と、公式サイトではうたっている。
以下の様なことができる。
- 肌の色を変える
- 体の一部だけ、肌の色を変える
- 皮膚にシミ、毛穴、ほくろ、そばかす、ニキビを追加
- 皮膚にうっすら浮く血管を追加
- 皮膚のクモ状内出血(?)、肉割れを追加
- 肌に水着型の日焼け跡を追加
- メイク(アイライナー、アイシャドウ、リップ、チーク)を追加
- 眉毛(39パターン)を差し替える
- 瞳の(24パターン)を差し替える
- まつ毛を差し替える
- ネイルの色を変更
- 性器に毛を追加
DAZのキャラクターを購入すると、メイクパターンやらまつ毛、目のパターンがいくつか付属していたりするだろう。そういうのを、このツールで作り出せるというわけだ。
個人的にはマイナスエフェクトな感じがするが、ニキビや肉割れ、クモ状の内出血なども付加できる。
Skin Builder 8 for Genesis 8 Femaleの使い方
SKIN BUILDER 8の初期設定
- 「Settings」タブで、一時フォルダの指定が可能。(そのままでOK)
- Use Iray Settingsで、Iray前提のマテリアルになる。チェックを外すと3Delight前提に。
- ほかは特に気にしなくてOK
一時フォルダを開くとか、中のファイルを消すとかあるけど、あんまり気にしなくていいと思う。たぶん。
肌の色を変える
肌の色を自在に変えられる。
輝き(shine)やヌルヌル度(Skin Oilness)を変更したり、肌の透き通り具合を変えることも可能。
ヌルヌル感は、色が濃いほうがわかりやすく効果がでるっぽい。なお、Plae Texture、Light Texture、Medium Textureの値を全て0にすると、肌が黒くなる。
日焼け具合は、乳首(Nipple)だけ別の色を適用することが可能。
これにより、こんがり日焼けしているのに乳首だけはピンクだな!というシチュエーションを演出することができるのだ。逆もしかり。
また、Color Blendでは局所的な日焼けを演出することが可能。スキー焼けとか。他に使い道は、うーん、思いつかない。
眉毛を差し替える
「眉なしキャラ」に、好きな形の眉毛を描き込める。
Skin Builder 8で、「Brows」を選ぶと、好きな眉毛を選べる。
目と眉毛が表示されている画像の下にあるスライダーで、眉毛のパターンが選べる。
元のテクスチャにオーバレイするため、Face Transferなどで取り込んだテクスチャの場合は、「眉毛の上に、さらに眉毛を重ね書き」することになってしまう。
そんなときの場合に、「眉毛消しツール」も販売されている。これは便利そう。
>Brow Remover for Daz Studio (未購入)
メイクを変える
チーク、アイシャドウ、アイライナー、リップなどを好きなパターンで適用できる。
例によって、プレビュー画面の下のスライダーでメイクパターンを選択。色はプレビューできないので、実際に適用してみるしかないのが少々つらいところだ。
なお、アイシャドウ(Shadows)の画面には「Eyes Open/Close」という項目があり、Skin Builderの画面を出したままフィギュアの目を閉じたり開いたりすることができる。
リップ(Lips)では、唇のフチ、上唇のみ、下唇のみなどきめ細かく色を変えることが可能。
血管(静脈)を追加
白い肌にうっすらと静脈が透けて見える様子は、ある意味セクシーと言えるだろう。
↑静脈の濃さ50と100を交互に表示したもの。あまり放く浮き出ると不気味な感じになってしまう。
できれば、太ももとかにうっすら静脈が浮いてる感じにしたいが、このオーバレイは顔と胴体にのみ適用可能。
同じオーバレイで「Spider Vein」というのがあるが、こちらは血管が詰まって内出血した感じのやつ。こっちは、顔と手足に適用できる。
なんか、ゾワッとするエフェクトだなぁ。
他にもシミ(老人斑)、ニキビ、そばかす、肉割れなどのマイナスエフェクトがあるんだけど、海外ではそういうものをも愛してしまうのだろうか。
日焼け跡を追加
けっこう充実しているのが、日焼け跡パターン。
健康的なお色気を醸し出したいときに有効だ。
ワンピースタイプと、ツーピース(ビキニ)タイプの日焼け跡をつけられる。
ワンピースの場合は、Full Designのところからパターンを選んで、Apply Full Tanlinesをクリック。ビキニタイプは、Upper Design(上)、Lower Design(下)にチェックをつけ、スライダーでパターンを選んで適用だ。
上だけとか、下だけ適用することも可能。
陰毛を生やす
陰毛をはやして、うひょぉー!とはしゃいで遊ぶための機能。
せっかく陰毛を生やしても、局部を公開できる場所があまりないのでつまらない気はする。
薄毛なタイプから、伸ばし放題のアマゾネスな感じのやつまで、幅広く取り揃えられている。
おやおや…おとなしそうな顔をして、とんでもないモジャモジャだな…とか言って遊ぶのがいいのかも知れない。
あんまり直接的すぎるとワビサビがないので、透けたパンツからうっすら見えてるとか、そういうシチュエーションの方がいいのかな。
Fit Controlで脱げモーフを追加して、ちょっとパンツをずり下げてみた。
Skin Builder 8起動中にカメラを操作する
Skin Builder 8画面が出ているときに、カメラ操作系のアイコンをクリックしても「プン!」とエラー音がして操作不能である。
Skin Builder 8には、専用のカメラ操作画面が用意されているので、こちらを使おう。
「Utilities」タブにカメラ操作画面あり。
テクスチャ・マテリアル設定をPresetとして書き出す
このツールで作成したテクスチャやマテリアルはPresetとして書き出しが可能。
Prefix(管理用ワード)と、キャラ名をつけて、Create Material Presetボタンクリックで書き出しできる。
なお、どこに出力されたか、絶対にわからなくなるので、Preset出ろ草木のフォルダ(Path for Material Presets)は、絶対にメモっておくか、わかりやすい場所に出力するようにしよう。(すぐ下のBrowse Material Presets Directoryをクリックすると、出力先を指定できる)
ちゃんとアイコンもついて、とても優秀だ。
Skin Builder 8 for Genesis 8 Femaleの付属物
付属物は、「DO NOT CLICK」と書かれた、内部で使うスクリプトと、GUI起動用の「SB8」と書かれたアイコン。
実質、使うのは「Skin Builder 8」アイコンのみだ。
顔アイコンのSkin Builder 8 Product Supportをダブルクリックすると、DAZのSkin Builderサポート用フォーラムが開く。
Skin Builder 8で作ったテクスチャは販売できるの?
詳しくは、規約(MR Agreement)に書いてあるらしいのだが、このツールで生成したテクスチャは、商品として販売可能。マーチャントリソース(Marchant Resource)と同じ扱いだ。
Skin Builder 8 for Genesis 8 Femaleの公式ページ
定価49.95ドル。機能からすれば、相応な値段と言える。
だけど、わりとセール対象になることも多いのでウィッシュリストに入れておいて安くなったタイミングでゲットするのがいいんじゃないだろうか。