▲エルフ:Mika 8 オーク:Orc HD for Genesis 8 Male ゴブリン:Hobgoblin HD for Genesis 8 Male
Iray Ghost Light Kit 3の概要
DAZのゴーストライトセットをゲット。
3、というからには1とか2もあるのだが、とにかくわかりにくかった。タダのライトじゃあないのか。普通のライトと何が違うんだ?なんか知らないけど、買わなくていいな、一部のマニア以外にはそんな評価だったんじゃないだろうか。
▲Iray Ghost Light Kit 素人にはライティングがうまいだけじゃ?と写る
そこでリリースされたパート3は、素人にもわかりやすい直球でゴーストライトを出してきた。
フィギュア:Multi-Man for Genesis 3 Male
ゴッドレイと呼ばれる、光のスジが目に見える現象を具現化するアイテムだ。空中にはチリが舞って、より空間を感じさせるようになっている。
なるほど、これなら買いやすい。なぜなら、私が買ってしまうぐらいだからな!
Iray Ghost Light Kit 3の付属物
- プロップ
- ゴッドレイを放つ特殊プロップ
- マテリアル
- プロップの光の色や強さを変更するマテリアル
- ユーティリティ
- デノイズ機能のオン・オフユーティリティ
まずプロップから見ていこう。
このアイテムがわかりやすいのは、棒状のプロップをシーンに置くと、光の当たる場所が見える点だ。Iray環境でのライトって、調整が難しいだろう?
しかし、このアイテムは何も考えずにドン、と置けば光を表現してくれるのだ。HDRIを光源に使ったシーンでも、ひと目でわかるほどの効果が出る。
しかし、ゴーストライトが真価を発揮するのは室内シーンである。
フィギュア:Sue 背景:Vandalized Parkside Passenger Car
謎の雰囲気があたりを満たす。人物はちょっと光から遠ざけたほうがいいのかも知れないな。
点光源プロップを置くと、こんな感じに不気味な雰囲気。
続いてマテリアル。
光に色をつけたり、光の強度を調整したりできる。光源となる板ポリを両面ポリゴンにしたり、空中のチリの量を調整したりできる。
最後にユーティリティ、レンダリングのデノイズ機能のオンオフだ。
このゴーストライトに唯一の欠点を上げるとしたら、レンダリング速度だろう。もちろん、マトモに光を当てて似たような効果を出そうとしたら1000倍くらい時間がかかるので速いのかも知れない。
でも、ごく小さい画像を出力したい場合は、適当にレンダリングを切り上げて、ザラザラした部分はデノイズ(ノイズ除去)機能を使ってごまかしたくなるのだ。でも本来は、プレビュー用と本番レンダ用に使うものかも知れない。
▲良い雰囲気だけど、レンダリング完了までに時間がかかる…
Iray Ghost Light Kit 3のまとめ
- 簡単にゴッドレイを表現できるアイテム。ゴーストライトプロップを配置するだけ
- 光のスジと宙を舞うチリが空間の奥行きを感じさせる
- レンダリングには、それなりの時間がかかる。