フィギュア本体に玉のような汗をかかせたり、服を濡れた感じにするデカールセット。
Iray WetWorx 付属物
Iray WetWorxは、Daz Studioで使用できる液体や食べ物の汚れをシミュレートするデカールコレクション。キャラクターにリアル質感を加えることができ、リアルな描写が可能になるのだ。
キャラクターやオブジェクトの任意の場所に水、汗、コーヒー、ジャム、シロップ、スライム、ケチャップなどの汚れデカールを適用できる。
具体的に見ていこう。
着るデカールと、通常タイプのデカール(好きな位置に貼り付け可能)がある。
まず、濡れや汚れをつけたい対象を選択状態にして、以下のどちらかを呼び出す。
STANDALONEは、自由に場所指定できるタイプ、WEARABLEは透明な服のように着られるタイプだ。
DECALを選択状態にして、マテリアルを適用すると濡れやら汚れやらが浮き上がる。
緑色のハネを追加してみた。
フィギュア:Mika 8 髪:Sue 服:Men’s Shirt for Genesis 3 Female(s)
WEARABLEはポーズ変えてもデカールがズレないのが最大の利点。もっと自由に配置したいんだけど、という場合はSTANDALONEを使おう。
同じような仕組みのツールで、WetFX2がある。こちらは、「服が濡れて透ける」という特殊演出が可能になった進化版だ。
関連 Iray WetFX 2 Genesis8.1にも対応した濡れ服・濡れ肌セット
Iray Wet Worxがうまく動かない、というコメント
DAZフォーラムの投稿で、Iray WetWorxを使って服に濡れた外観を出そうとしているユーザーの質問と、別のユーザーからの助言が記載されている。
- ユーザーは「Iray WetWorx」を購入したが、服に濡れた外観が出ない
- 別のユーザーによると、デカールを適切に設定する必要がある
- デカールはカメラの方を向く必要がある
- デカールは対象のアイテムに親子付けされている必要がある
- デカールの位置を確認するには、スポット レンダリングまたは Iray ビューポートモードを使う
DAZStudioでデカールを使って服に濡れた質感を出すには、デカールの向きと親子関係の設定が重要である、という結論が出てた。
関連 Wet Shadders for clothing – Daz 3D Forums
似たようなアイテムとして、PTF Grungy Threatsがある。