DAZ STUDIOの背景画像に使える、HDRI画像を無料配布しているサイトを覚え書きしてみたい。
HDRIのフリー配布サイト
TrueHDRI Library バンダイナムコ
数は少ないけど、貴重な日本の風景のHDRI。
輝度を絶対値で記録しているそうで、キャプチャした撮影場所と同じライティング実現できるのが、TrueHDRIなのだそう。数は少ないけど、今後増えていくことに期待。
HDRI Haven(Poly Haven)は、無料HDRIの定番サイト
>Poly Haven(旧HDRI Haven)
全画像がCC0ライセンスで、商用でもなんでも著作権を全く気にせずに利用できる。解像度16Kの高画質画像が200以上あり。
最近、3Dモデルも配布するようになり、タイトルが(Poly Haven)に変わりました。
トップページの「HDRIs」をクリックするとHDRI一覧が表示されます。画像はカテゴリ分けされていて、outdoor(屋外)、skies(空)、indoor(室内)、studio(スタジオ)、sunrise-sunset(日の出、日没)、night(夜)、nature(自然)、urban(都会)のカテゴリがあります。
画像ごとに1K~24Kまでの解像度があり、画像形式をEXR、HDRから選択してダウンロードできます。
日本のフリーHDRI素材 雨宮さんち
雨宮弥白さんのBOOTH。たまに有料品もあるけど、CC0ライセンスの日本の公園や原っぱ、川沿い、線路沿いなどの風景が10数点。
sIBL Archive フリーのHDRIが50点以上 東京の背景もあり
※サイトが閉鎖したようです。上記リンクはインターネットアーカイブのもの。
海外の風景が50点以上無料公開されている。たまーに、東京風景のHDRI画像もあり。ちょっとクセが強めの画像が多いかも。
ライセンスは「商用利用禁止」(Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 United States (CC BY-NC-SA 3.0 US))なので、レンダリング画像はSNSへの投稿程度にとどめておくのがいいのかも。
HDRIフリー画像をDAZ STUDIOで使うには
上記のサイトでゲットできるのはタダの画像で、DAZ STUDIOで使うにはちょちょいと手動設定をおこなう必要がある。
Render SettingsのEnvironmentの「Environment Masp」に、ダウンロードしてきた画像を指定するのだ。
そして、Draw DomeをOnにすれば、レンダリング時にHDRIが背景として描画される。
CC0画像のHDRIテクスチャが狙い目
商用利用する場合は、ライセンスに注意。CC0ライセンス表記があるものは、著作権完全放棄のパブリックドメイン扱いで、なんでもご自由に!というライセンス。
それ以外は、CC(Creative Commons)ライセンスの種類によって、商用禁止のものがある。
関連)クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは | クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
ライセンス表記にNCとかNonCommercialとあるものは商用禁止なので注意だ。