DAZのタイムラインを遅延コピーするスクリプト

遅延コピーというのは、例えば5フレームだけズラしてコピーするということ。

こういう動きが可能になる。

なにこれ、わちゃわちゃ動いてめっちゃ面白いじゃん!

こちらからダウンロードできる。

mcjPropagate – mcasualsdazscripts7

一番下までスクロールしてから下向きの青い矢印クリックでダウンロード開始。

インストール方法

明確なインストール方法は存在しない。私は適当なフォルダにコピーして、DAZ StudioのContent Libraryから実行した。

ダウンロードした.zipファイルを解凍する。

ファイルが4つ出てくるが、拡張子dsの方は旧バージョンなのでコピー不要。実質、上2つが必要ファイルとなる。

Content Libraryタブで、適当なフォルダを右クリック→Browse to Folder Locationを選択

Windowsのエクスプローラが開くので、対象のファイルを開いた場所にコピー。私はとりあえず旧版も含めて4つ全部をコピーした。

Content Libraryで、コピーしたフォルダ上で右クリック→Refreshを選択。表示内容が最新の状態に更新される。

DS3-DS4が、mcjPropagete本体。

mcjPropageteの使い方

シーンに複数のフィギュアを呼び出す。私は子ブタを5匹召喚した。

その内の1匹だけ、アニメーションをつける。私はPuppeteerで超適当なアニメーションをつけた。

DAZ のPuppeteer機能 マウス操作でモーションづけ
鳥が空を飛ぶアニメーションの例。 移動の動きと、羽ばたきのタイミングは、人間がマウス操作で決められるのでいい感じのアナログ感が出せるのが特徴だ。 鳥の移動は、こんな感じにマウスを適当に動かし… ▲「+」は、マウスの軌跡 羽ばたきの動きは、マ...
Sceneタブで、アニメーションをつけたブタ(コピー元)をクリックして選択状態にする。

Shiftを押しながら(または、Ctrlを押しながら)コピー先のブタを選択状態にする。今回はpig(2)~pig(5)まで選択した。

Content Libraryから、mcjPropagete DS3-DS4をダブルクリックして起動

mcjPropageteの画面が開く。

Property being timeshift-replicatedに「Figure Pose」を選択
Lagに「5」と入力
Loop-Time-Shiftボタンをクリック

実行中は、操作が不能になる。アニメーションの長さにもよるが、150フレームでだいたい10秒の処理時間だった。

完成。

モーフやオブジェクトの位置、向き(回転)なども遅延コピーの対象にできる。なかなかに奥が深そう。

まとめ

複数のフィギュアのアニメーションを遅延コピーして動かすと、何やらわちゃわちゃと楽しい動きになる。

公開ページによると、蛇のうねるような動きも可能なようなのでいずれトライしてみたい。

この作者さんのサイトには、編集可能(.dsa)形式の面白いスクリプトが大量にあるので、ありがたく使わせてもらおう。

mcasualsdazscripts7(このスクリプトの作者さんのページ)

↑なんで7なのかな?と思ったら、1~9まであった。想像のスクリプト量の9倍!


▲ページの左サイドバーから、1~9にジャンプできる。