DAZ STUDIO

DAZ STUDIO(ダズスタジオ)とは、Daz3Dが無料公開する3DCGソフトウェア。

現在の私は有料フィギュアを買いまくっているが、まずは無料でどこまで遊べるのかをまとめてみたい。

DAZ STUDIOはどんな3DCGソフト?

DAZ STUDIOは、DAZで扱っているデジタルフィギュアを遊ぶためのソフトウェアだ。正確には「DAZ|STUDIO」と、ダズとスタジオの間に縦棒が入る。服を着せ、髪を生やし、ポーズをつけてキレイに描画する。

できることをパラパラマンガ風に表現するとこう。

大きな流れはこんな感じ。Smart Contentというタブに各種コンテンツが格納されているのでダブルクリックで呼び出してポーズをつけ、描画して画像を生成するという感じ。場合によってはdForceという服の物理シミュレーションをおこなう。

  • Smart Content→Figures フィギュアをシーンに呼び出す
  • Smart Content→Hair フィギュアに髪をかぶせる
  • Smart Content→Wardrobe フィギュアの服をシーンに呼び出す
  • Fit to フィギュアに服を着せる(フィットさせる)
  • Smart Content→Poses フィギュアにポーズをつける
  • Active Pose、Power Pose→ポーズの微調整
  • Render シーンの描画

DAZ STUDIOのインストールと基本的な操作手順

DAZ STUDIO 4.12(最新バージョン)のダウンロード&インストールと、基本的な操作は、別記事にまとめたので参照してほしい。

まずインストールの手順。

DAZ STUDIOのダウンロード
DAZ STUDIO、インストールファイルが色々あって、どれを入れればいいのかわからない!というあなた向けに、迷わないよう画像付きで丁寧に解説しておいた。インストール手順とアンインストール手順も合わせて記載。

基本的な使い方はこちら。DAZ STUDIOにはインタラクティブ・レッスンという英語のチュートリアルが付属しているが、最初は日本語で解説を読みたいって人はどうぞ。

日本語化の手順や、エラーや不具合が出た時の対処方法も合わせて紹介している。

DAZ STUDIOの使い方
DAZ STUDIOは、無料会員登録すれば、無料でダウンロードして使える。 ダウンロード、インストール方法がよくわからない…という人は、以下を参考にして欲しい。 DAZ STUDIOの使い方 / 基本 当たり前な機...

DAZ STUDIOのフィギュアは高精度リグのリアルモデル

DAZ STUDIOには、Genesis 8(女性フィギュア、男性フィギュアあり)ベースフィギュア(派生キャラの元になるキャラクターモデル)が付属していて、完全無料で使える。

Genesis 8はDAZが長年改良を加えてきたデジタルフィギュアで、優れたリグ(Rig。関節の曲げにフィギュアがリアルに変形する仕組み)が仕込まれており、市販されている3DCG人体モデルの中でも、特に精度が高い。

DAZ Studio ダウンロードページ by Daz 3D

簡単な髪と、下着もついている。


▲Genesis 8 Female

無料で手に入るGenesis 8 Femaleでさえこのクォリティ。有料フィギュアは肌感がさらにリアルで、生っぽくなる。

「フツーに美女フィギュアがもらえるんじゃん。」

ダズスタジオには対になる男性フィギュア(Genesis 8 Male)も付属している。実際、その気になれば無料の服や髪、背景セットを集めて無限に遊べる。


▲無料でついてくるGenesis8 Basicフィギュア。

また、注意深く公式サイトのフリービーコーナーをチェックしていると、有料の旧フィギュアが無料公開されていることがある。

DAZの無料配布フィギュアの探し方 0ドル購入でもらえる
高品質、無料のDAZ STUDIO用フィギュア(人体モデル)の探し方。DAZ公式のフリービーコーナーや、RenderosityのFreestuffコーナー、ShareCGなどはブックマーク必須。

DAZ用の無料で使えるフリー服が大量に配布されている

フィギュアが無料で、服や髪や背景は有料という商法か…と思うかも知れないが、服も髪も背景もフリー品として大量に出回っている。そのため、ユーザ層が幅広いのだ。服も髪も3世代前(Genesis、Genesis 2、Genesis 3)のデータを使いまわせるようになっている。

DAZの無料フィギュアで、知っておくべき情報を3行でまとめておこう。

  • DAZ STUDIOにはGenesis8という無料の女性・男性フィギュアが付属
  • DAZの最新有料フィギュアはGenesis8をベースにしたVictoria 8、Michael8など名前に8がついてる
  • 名前にGenesis 3、Genesis 2、Genesisとついている服は、Genesis 8系に着用可能。V4、A4、M4とついているものは変換ツールを買えば着せられる。V3、M3、D3用はオートフィットが対応してなくて着せられない。

熟練者ともなると、服を自作する人も出てくる。

服の形状さえモデリングできれば、dForceモディファイアを仕込んで変形範囲をウェイトマップで塗り分ければ、比較的簡単に物理演算でフィッティングするとdForce服が出来上がる。腕組みポーズなど、人体と服の衝突判定が複雑になるようなポーズでは物理シミュレーションがうまくいかないこともあるが、どんなポーズにも自動的に適用するのがメリット。

細かい微調整を抜きにすれば、DAZ STUDIO付属のモーフローダープロ(Morph Loader Pro)という機能で、フィギュアの変形モーフを服にコピーすることでコンフォーム服(関節の曲げに連動して動く服)を作ることも可能だ。この方式はうまく作れば重ね着が可能で、リアルな服の厚みやモデリングシワを表現することができる反面、ポーズによる服の破れ(ポリゴンのはみ出し)や体格による破綻が起こるのが難点である。

最近は、モデリングしなくても単純な板ポリゴンの組み合わせでリアルな服を作る、Marverous Designerのようなサービスも出てきている。単純形状のジオメトリを物理シミュでフィギュア形状にフィットさせて作っていくツールで、Tシャツやジーンズのような体型に沿った形状だけじゃなく、ポケットたくさんのベストとかジャケット、良いシワの入ったワイシャツ、スーツなどが出来ていく。PVを見てるととても楽しそう。高いけど。

DAZフィギュアのバージョンの見方

フィギュアのバージョンは、とてもややこしい。G3とV4ではG3の方が新しく、G3とV3ではG3の方がはるかに新しい。

  • Genesis 8 略称G8。現在の最新フィギュア。
  • Genesis 3 略称G3。一つ前の世代のフィギュア。
  • Genesis 2 略称G2。2つ前の世代のフィギュア。
  • Gensis 略称G1。3つ前の世代のフィギュア。この世代からAutofitによる服の着回しが可能になった。コンバートなしでG1用の服をG8に着せられる。
  • Victoria 4 略称V4。Gensisの1つ前のフィギュア。Michael 4=M4、Aiko 4=A4と略される。4とついているが旧フィギュアなので注意。
  • Victoria 3 略称V3。Genesisの2つ前のフィギュア。など と略される。Irayではまともに動かないことが多いので注意。

Genesis8のキャラクター数は膨大で覚えきれないほど。和風、白人系、インド系、黒人系、クリーチャーなど幅広い品揃えだ。

DAZ Genesis 8フィギュアの一覧
Genesis8フィギュアがリリースされたら、一覧に加える。 そういうスレッドで、G8リストが更新され続けている。 >Who's Next to Join the G8 Family? - Daz 3D Forums ...

Genesis 8の顔を変える フェイスモーフセット

Genesis 8の顔は、モーフターゲットという変形パラメータで変えられる。3Dゲームのキャラメイクのように、顔のパーツをスライダーで変えてモンタージュのように好みの顔をつくり上げることができる。

ただし、無料では、顔を別人に変えるためのモーフターゲットは使えない。

最低限、有料のGenesis 8用のフェイスモーフセットが必要になるのだ。

フェイスモーフは女性用と男性用があって別売になっている。キャラクリは、人によっては一番面白い部分なだけに、抜け目なく有料化されてるといったところだろう。

モーフセットをインストールしたら、ParametersタブのGenesis 8 Female→Actor→Headにズラッとパラメータが出てくるようになる。

最初のうちは、パラメータの数に心を砕かれてしまうかも知れない。

私は、美女のキャラクリに挫折して、有料美女キャラを買って満足している派なので、モーフセットはできあいの美女キャラの気になる点をちょちょいと直すのに使っている程度である。

Genesis 8の体型を変える ボディモーフセット

フィギュアの胸を大きくしたり、ウェストをキュッとくびれさせたり、筋肉や骨格を軽く浮き上がらせるなど、体型を変えるためにも、有料のGenesis 8用ボディモーフセットが必要になる。

こちらも、モーフセットを入れたら、Parametersタブから体型を変形させるパラメータが使えるようになる。ただ、おっぱいのパラメータだけでもBreasts Gone(旨を平らにツルペタに)、BreastS Implants(詰め物したようにボインボインに)、Breasts Cleavage(谷間強調)などすごい数で、気が遠くなってくるほどだ。

しかしだ、人間の欲というのは恐ろしく、基本のボディモーフセットだけでは物足りなくなってきて、筋肉系のモーフ骨格浮き上げる系のモーフなども欲しくなってしまう。最初は、わーリアル、ほとんど人間だー、と喜んでいたのが、アバラ骨がリアルじゃない、大腿筋の盛り上がりが気に食わないと文句を言うようになるのである。

キャラを年増化、少女化する業の深いモーフセットもあり、体型いじりにハマると抜け出せないかも。注意して励もう。

G8女性の体型を変更する
Genesis 8女性の体型を、若者化・年増化するモーフセット。若者・年増(または老人)のほか、筋肉モリッの細マッチョ体型や、ぽっちゃり体型にも対応。細かいパラメータをチマチマ触るのがイヤという人にはおすすめ。いったんざっくり体型を変えてから、細かく微調整して好みの体型を創りだすのもアリ。

Genesis 8のポーズを変える ポーズコンバータ使用がおすすめ

ダズスタジオでは、人体モデルのポーズを変える方法は複数ある。

お手軽なのは、Smart ContentのPosesから、ポーズデータを適用すること。フィギュアを選択状態にしてから、ポーズをダブルクリックで適用できるので簡単だ。

連続したポーズを適用するモーションデータ(アニメーションデータ)も販売されている。

Genesis 8には、Gensis 8用の専用データを適用しないとポーズがおかしくなるという欠点はある。しかし、フリーのポーズ変換ツールが配布されているので、G3用やG2用など膨大な数のポーズをコンバートして利用できるのだ。

DAZフィギュア用無料ポーズコンバーター G1、G2、G3、G8対応
Genesis1、Genesis2、Genesis3、Genesis8のポーズデータを、世代間で使いまわせるようになるコンバーターを発見。 >Daz3d Pose Converter (Standalone) - Script - S...

ポーズデータ適用後、一部だけちょこっと変えたいんだけどな、というときに役立つのはパラメータスライダーをいじる方法。Parametersタブにズラッと並んだポーズ用パラメータスライダーを一つ一つ変えていくのだ。

3Dゲームのキャラクリ画面のようなものと考えれば、それほど違和感ないだろう。ただ、パラメータが細かく分かれすぎていて、何を動かせばどこが動くのかを把握するまでがシンドイ。どちらかというと、微調整向きの方法だ。

DAZ STUDIOのポージングツール・Active PoseとPowerPoseを使って、一からポーズを作る方法もある。操作になれてきたら、独創的なポーズづくりに挑戦してみるのもいいかも知れない。以下の記事に、ポーズツールの使い方をまとめた。

DAZ STUDIOのポーズの使い方
DAZ STUDIOのポーズツール、Active PoseとPowerPoseを組み合わせるとポージングがしやすいので覚書しておきたい。 体の部位選択と固定は、PowerPoseツール PowerPoseは、人体画像のパーツをク...

Genesis8ベースのオリジナルフィギュアを作成する Face Transfer

オリジナルフィギュアを作る、となると敷居が高そうだが、DAZ STUDIOには簡単にフィギュアを作る方法が用意されている。

face transferという機能だ。

DAZ Face Transfer 顔写真から3Dフィギュアを生成する機能
DAZ STUDIOに、Face Transferというおもしろ機能が搭載された。(V4.12~) 画像を一枚指定すると、Genesis 8フィギュアをでっち上げてくれるのだ。 ▲孤独にグルメを楽しむ人と、釣りバカな人 ...

顔写真を一枚用意すれば、あっという間にフィギュア化される。

ただし、芸能人の顔を使うと何かと問題があるので、AIで顔が自動生成されるサイトから顔画像をもらうのが良いかも知れない。


This Person Does Not Exist

上記サイトは完全ランダムなので、好みの顔が出るまで根気が必要だけど、著作権や肖像権を気にすることなく自由に使えるのだ。有効活用しよう。

無料フィギュアのもらい方 フリービーコーナーでキャミィセットなどゲット

Renderosityなどで、無料で手に入る高品質な服もある。いわゆる版権物はファンアートとして無料公開されていることが多いようだ。

Renderosityの使い方
Renderosity(レンダロシティと読む)は、大量のフリーアイテムをダウンロードしまくれる素晴らしいサイト。 ただし、オール英語なので、尻込みしてしまう人もけっこういるもよう。だけど、今はブラウザの機能で普通に日本語化できるので、...


▲なんとこの服が無料。(フィギュアや髪は有料)

DAZの無料フィギュアをもらう要領はこちら。DAZのフリービーコーナーのアイテムを0ドル購入することでゲットできる。高クォリティな3Dアセットがタダでもらえるのだ。

DAZの無料配布フィギュアの探し方 0ドル購入でもらえる
高品質、無料のDAZ STUDIO用フィギュア(人体モデル)の探し方。DAZ公式のフリービーコーナーや、RenderosityのFreestuffコーナー、ShareCGなどはブックマーク必須。

インストールには、DAZ Connetct、DAZ Install Manager、DAZ Centralと3種類の方法があってややこしい。個人的には、Smart ContentタブからダブルクリックでインストールされるDAZ Connectが簡単でオススメだ。

DAZ3Dの使い方
DAZへの登録を覚書しておきたい。 DAZ3Dの使い方 / DAZへのユーザ登録 DAZ公式ページを開く。 >DAZ 3D公式ページ  ページ右上の人型のアイコンをクリック 小さいウインドウがミョロッと出てくるので、R...

関連)DAZ Central でっかい画面でコンテンツ管理 老眼にも優しい

多数の無料DAZアイテムが配布されているRenderosityでは、アーティストが作ったものや、サードパーティ製の珍しいアイテムが入手できる。DAZのフリービーとは、もらい方・インストール方法が違う。

Renderosityの使い方
Renderosity(レンダロシティと読む)は、大量のフリーアイテムをダウンロードしまくれる素晴らしいサイト。 ただし、オール英語なので、尻込みしてしまう人もけっこういるもよう。だけど、今はブラウザの機能で普通に日本語化できるので、...

DAZ STUDIO最新版 4.12 画像からフィギュア作成機能

まずは、最新版で追加されたオモシロ機能から紹介したい。

4.12で搭載された、画像からフィギュアを作成するFace Transfer機能。

あまりにもお手軽にて、リアルなそっくりさんフィギュアを作って遊ぶことができる。

肖像権とかに配慮して遊ぼう。たぶん、顔を女性芸能人にすげ替えてセクシー画像作って公開すると、法律を伴った形で怒られると思う。

Face Transferの詳しい使い方は別記事にまとめた。

DAZ Face Transfer 顔写真から3Dフィギュアを生成する機能
DAZ STUDIOに、Face Transferというおもしろ機能が搭載された。(V4.12~) 画像を一枚指定すると、Genesis 8フィギュアをでっち上げてくれるのだ。 ▲孤独にグルメを楽しむ人と、釣りバカな人 ...

DAZ STUDIO 4.11 物理髪機能搭載

2019年6月、DAZ STUDIO4.11正式版リリース。

目玉は、dForce物理髪作成機能。扱いが少々難しい上、パラメータのチューニングがわかりにくいが、自然なフッサフサの髪を自在につくり上げることができる。

DAZ STUDIO 4.11 レビュー Strand Hair機能(dForce髪)搭載
いつのまにか、DAZ STUDIOが4.11にアップデートされていた。 Daz Studioダウンロードページ Strand Hair機能ファーストインプレッション 4.10が2017年12月だったので、1年半ぶりぐらいの...

DAZ STUDIOのプラグイン・スクリプト解説

操作の手間を簡略化できる便利ツール(プラグインやスクリプト)も無料で配布されているものが多数。

こちらのデノイズツールは、私も現在進行形で愛用している。

DAZ STUDIOでIrayレンダ画像をAIノイズ除去
Blender2.81搭載のAIノイズ除去機能を、DAZ STUDIOで使う覚書。 ▲舐められ:Sue 舐め:CO Reine  この方法は、2時間レンダしたけどノイズが残っちゃったよ!設定変えて再レンダするのヤダ!というと...

時間のかかる室内の間接光レンダリング画像を、描画途中のザラザラのノイズだらけの状態で保存してこのツールにかけると、ツルッとキレイにノイズ除去してくれる。

DAZ STUDIO本体に付属しているデノイズと違って、処理後もディティールがしっかり残る。AI技術を応用しているそうだが、すごい。

こちらは、一体のフィギュアアニメーションを別フィギュアに遅延コピーするツール。本体だけでは出せない不思議な感じが出せている。複数キャラのモーションが完全一致する不自然さを消す用途にも使える。

DAZ STUDIOのタイムラインを遅延コピーするスクリプト
遅延コピーというのは、例えば5フレームだけズラしてコピーするということ。 こういう動きが可能になる。 #DAZStudio のアニメーションを別フィギュアに遅延コピーするという素晴らしいフリースクリプト。 作者は、長年に渡って...

こちらは、シンプルな乳揺れツール。多少使い方にクセがあるが、この動きが実現できるのは素晴らしい。本体に搭載してほしい。

無料のDAZ乳揺れスクリプト mcj Elastic Sim 簡易物理シミュ
DAZ STUDIOで使える乳揺れスクリプトを紹介してみたい。無料で使える。 DAZ STUDIOで乳揺れ(jiggle)ツールを試す。 こんなの無料ツールのレベルじゃない。ありがたい。 忘れないうちに、乳揺れのやり方をま...

他にも、ソースコードごと無料公開されているスクリプト類があるので、腕に自身がある人は改造したり、自作することでDAZ STUIOの機能を爆上げできる余地がある。

DAZ Studioのスクリプトを自作する
DAZ Studioのスクリプトを使って、省力化したいなーと思ったので、ざっくり情報を集めてみた。 スクリプトの開発環境 DAZ Studio IDE IDE(Integrated Development Environment)=統...

DAZ STUDIOのアイテムの買い方 返金保証もアリ

個人的には、以下の3点が有料アイテムのメリットだと思う。

  • 便利プラグイン利用で、手動だと面倒な操作が簡略化できる
  • 一定以上のクォリティが確保されている
  • 雑な理由でも返金保証つき

プラグインで面倒な操作を簡略化

プラグインは拡張機能みたいなものだ。

ポリゴン削減するDecimator、テクスチャ削減するScene Optimizerなどの有用なもの、自然な笑顔を作る表情ツールAuto Face Enhancer、写真から似顔フィギュアを作るFace Transferなどなど。プロップを乱雑に配布して自然な背景を作るUltra Scatterなどがある。

膨大な時間を節約し、やりたいことだけに集中できるという点で私にとっては必須だ。

DAZ STUDIOのおすすめプラグイン 3選 初心者でも入れておきたい!
DAZ STUDIOのプラグイン紹介。ポリゴン軽減、テクスチャ軽減、画像からフィギュア生成、液体シミュレーション、自然な表情ツール、リアル肌ツール、アニメ調描画ツールなどなど。おっぱいやお尻をいじり回すツールもあり。

有料品は一定以上のクォリティが確保されている

課金フィギュアは、品質のバラつきはあるものの、一定のクォリティはクリアしているように思う。

販売するDAZが製作物をテストして、一定の基準をクリアしないと販売できないようになっているのだ。

DAZで手に入る無料品は、有料品を一定期間だけ無料でもらえるというものなので、無料品も有料品並みのクォリティ。

課金フィギュアの中では、リアル系のこちらの出来が良い。dForce(物理演算)対応の自然なウェーブができる髪やフンワリしわのできる服を合わせるとさらに良い雰囲気になる。

Donna HD for Genesis 8 Female ゾクッとする美女
「なんという美しさ!」 そんなふうに思ってDAZアイテムを購入したのは、初めてかもしれない。 これだ。 Donna HD for Genesis 8 Female  美しい!と思ったのは、プロモー...

非リアル系だと、こちらか。

Acicia Bundle for Genesis 8 Female(s) 小悪魔的G8和風ギャル
※ゲットした! 服:New Semester Outfit for Genesis 3 Female(s)  そして、セクシー! DAZより、Crocodile Liu氏のワルかわいいギャルキャラク...

以前は、DAZってコテコテの外人フィギュアばかりじゃあーないか、という感じだった。多彩な3D人体モデルが揃っているのが魅力のDAZ STUDIOだが、日本人風にキャラをカスタマイズするのはとても難しかったのだ。

日本人(アジア系)フィギュアを探しだすのに結構苦労したので、まとめたのがこれ。最近では、だいぶ日本人風キャラも増えてきた。

DAZの日本人フィギュア
DAZで入手できる、日本人ふう美女キャラクターを集めてみた。 日本の制服を着せたり、日本の風景にあうキャラクターを集めてみようという試み。 なお、基本操作などは以下の記事を参考にしてほしい。 3Dオリジナル美女を作る方...

オリジナルの日本人顔を作りたい場合は、上記のキャラクターをベースにモーフターゲットの値を調整していくのが良いんじゃないだろうか。

このぐらいの品質だったら、お金を出す価値があるよなあ。だけど、セールを狙って半額以下になったところでサッと買うことにしてる。少なくともプラチナクラブのクーポンは最低限使う。

DAZのアイテムは返金保証つき 購入者の適当な理由でも可

DAZでは、有料品を買ってみて「思ってたのと違う」という雑な理由でも返金が可能だ。公式サイトの返金ポリシー(refund policy)にも明記されている。

デジタルコンテンツは、返金がないのがフツーだが、DAZではカジュアルに返金に応じてくれる。「買ってみて、期待はずれだったら返金すればいい」というスタンスで試せるのがありがたい。

例外はプラチナクラブ会員権、インタラクティブライセンス、ギフトカードのみ。

30日以内にチケット(申請)を出せば、すんなり返金される。英語で書く必要があるので最初はビビるかも知れないが、こちらを参考にやってもらえばきっとだいじょうぶ。

私も「動かないので返金して」という適当な申請で返金された。google翻訳とか使ってコピペで全然OKだ。

DAZの買い物を返金してもらう方法 全アイテム 30日の返金保証あり
DAZアイテムを買ったけど、思ってたのと違う… という理由で、アイテムを返品することができる。 もう一度書こう。 そういう自分勝手な理由で、アイテムを返品することができるのだ。 Daz 3Dの返金ポリシーとは何ですか? ...

DAZ Studioのスペック

DAZ Studioが快適に動くスペックは、メモリ、ハードディスク容量、そしてグラフィックボード性能だ。

今どきならメモリは8Gくらいは欲しいし、ハードディスクは500Gくらいは確保したい。

グラフィックボード性能は当然、良いほうがいいに決まってるが、最低でもこれくらいは必要、という情報を覚書してみたい。

DAZ Studioのスペック / レンダリング速度の差(グラボ別)

こちら、雨宮氏がDAZ STUDIOユーザにベンチマークを募集して、グラボ別のパフォーマンスをまとめた素晴らしいデータ。

DAZベンチマーク(随時更新)
ある特定の決まったシーンを同じようにレンダリングして、かかった時間を測ってみよう!な感じの事をついったーでやってみました。ここまでの結果と規定のシーンデータを置いておきます。もしよかったら試してみてください、同じぐらいのグラボ使ってる人より大きく性能が出ない場合はドライバの更新をすると劇的改善になる事があります。(3人...

私がメインで使っているGT1030と、最新グラボGTX2080TI(1枚刺し)との差は、およそ20倍。

つまり、最新機種で10分でできるレンダリングが、私の環境だと3時間以上かかる。

ええっ!?そんなに!?

少なくとも、新しくグラボを買うなら、この表の真ん中から上を選んだほうが良いだろう。

DAZ Studioのスペック / 最低限のグラボの型番は?

私は10年前のGT440という古いグラボを使ってたが、まずdForceが動かなかった。フィギュアも一体呼び出して服を着せたらギリギリだった。そこで数年前の機種・GT 1030に変えたら、世界が変わって見えた。

が、上記のベンチマークではほぼほぼ最下層なので、GT1030は「DAZ STUDIOが動くギリギリのスペック」くらいに考えておくといいだろう。

DAZ STUDIOのHelp↓Troubleshooting→About Your Video Cardから、グラボの機能を確認することができる。

GeForceGT1030の表示。Pixel Buffer SizeがNot Enabledになっている以外は、すべてサポートされているようだ。ドライバーのバージョンもここで確認できる。

DAZ STUDIOで使うグラボの機能説明

低スペックでも、Featuresの表示はほぼ同じ。

MultiTexturing Support:
マルチテクスチャリングのサポートは、DAZ Studioが3Dビューで複数のイメージマップを適用したオブジェクトを表示するために必要。例えば、マテリアルにテクスチャマップが適用され、透明度マップが適用されている場合、マテリアルを正しく表示するためにマルチテクスチャリングの機能が使われる。

Shadow Map Support:
シャドウマップのサポートは、ハードウェアレンダリングでシャドウマップをレンダリングして適用するために必要。この機能がハードウェアでサポートされていない場合、ハードウェアレンダリングでは影がレンダリングされない。

Hardware Antialiasing support:
ハードウェアアンチエイリアス(マルチサンプリングとも呼ばれます)は、グラフィックスカード上でアンチエイリアス処理を行う。有効にすると、インタラクティブビューポートとハードウェアレンダリングの両方がハードウェアによってアンチエイリアスされる。

OpenGL Shading Language (GLSL) support:
GLSLのサポートは、OpenGLシェーダーを使用するビューとレンダリングスタイルに必要。たとえば、カートゥーン表示スタイルやデフォルト マテリアル ハーウェア レンダー シェーダなど。ハードウェアがGLSLをサポートしていない場合、これらの機能は利用できない。

Pixel Buffer support:
ピクセルバッファのサポートは、ビデオカードの最大テクスチャサイズまでのバッファへのオフスクリーンレンダリングが可能になる。DAZ Studioでは、ハードウェアレンダリングの影の改善、大規模なハードウェアレンダリングの生成などにこの機能を使用している。この機能をサポートしている場合、これらのパフォーマンスが向上する。

Maximum Number of Lights:
同時ににOpenGLビューでアクティブにできるライトの最大数。シーンにこの数以上のライトを追加しても、インタラクティブビューのライティングが変わらなくなる。ただし、レンダリングすると、設定したライトがちゃんと反映される。

Number of Texture Units:
1 つのマテリアルを描画する際に使用できるイメージの最大数。例えば、テクスチャマップには 1 ユニット、透明度マップには 1 ユニット、シャドウマップには 1 ユニット、バンプマップには 1 ユニット、合計 4 つのテクスチャユニットが必要となる。

Maximum Texture Size:
カードに保存されるテクスチャイメージの最大サイズ。これよりも大きいマップは、インタラクティブビューやハードウェアレンダリングでは解像度が落とされる。数値が大きいほど、インタラクティブビューやハードウェアレンダリングでは、テクスチャ、透明度、シャドウのディテールが良くなる。

DAZ STUDIOがかろうじて動くNVIDIA Geforce GT 440 操作がとても遅い

2011年ごろのグラフィックボード。消費電力少ない静音型。

  • Irayフォトリアルプレビュー 他にアプリを動かさねければ動く
  • dForce 必要規格を持っていないため、動かない

dForceを使おうとすると、opencl1.1に対応していないというエラーが出る。

Could not find a avalid OpenCL deviceエラーで、dForceが使えない
古いグラフィックカードだと、DAZ Studioの布物理シミュレーションdForceが使えない。 Simulashon Settingsの「Simulation」ボタンをクリックしたときにこんなエラーが出るのだ。 ▲Coul...

また、helpでグラボの機能を確認すると、Maximum Texture Sizeが16384 x 16384だった。(メモリ量に依存?)

dforceがギリ動く NVIDIA Geforce GT 1030 dForceに対応 安い割に良かった

2017年ごろのグラフィックボード。消費電力少ない静音型。

  • Irayフォトリアルプレビュー ラクに動く
  • dForce 速いとは言えないが、一応動く

パソコンスペックが低くても動くロープロファイル対応で、2020年の実売価格が1万円くらい。最低限の投資でパソコンをDAZ STUDIOが動く環境にしたければ、まあまあの選択だと思う。

搭載メモリは4Gだと厳しい 8Gは欲しい。

グラボも重要だが、搭載メモリが4GだとDAZ STUDIOを起動するだけで精一杯、フィギュア2体に服を着せたらテクスチャがメモリ不足で読めなくて真っ白になるくらいだ。

グラボだけを買い換えるくらいなら、メモリ8G搭載できるパソコンに買い替えたほうが良いと思う。

というわけで、私が2020年に購入したのはコレ。スペックそこそこ、コンパクト型でグラボが静音仕様な点が気に入っている。

最新版の4.12.1.109は、GeForce RTX 20シリーズに対応

ハイエンドのグラボ、GeForce RTX 2050以降のパフォーマンスを十分に発揮できるようになっている。

なお、最新版はグラボのドライバーを最新にアップデートする必要があるようだ。以前のバージョンでは、GPUを搭載しているのにレンダリングにCPUを使ってしまう(CPU FALL)が発生することがあったが、CPUフォールを防ぐ設定などが追加された。

参考)Daz Studio Pro 4.12-ハイライト-Daz 3Dフォーラム

参考)Daz Studio Pro 4.12-NVIDIA Iray-Daz 3Dフォーラム

DAZ STUDIOはPoserの類似品?

Daz3Dは、もともとPoser(現在の権利所有はRenderosity)のクローンソフトだった。自社販売しているフィギュアを無料でレンダリングするための簡易ツールとしてスタートしたが、機能が追加しまくられた結果、マジこれ無料かよという大量機能が搭載されている。最新版ではレンダラがIrayベースのフォトリアルな描画。写実的な静止画や動画を出力することが可能だ。

NVIDIA Irayは、ビデオカードのメーカーが開発したレンダリング方式で、物理ベースの描画をすることで本物の写真と見まごうばかりの実写感を出せる。間接光も美しい。

以前は、「DAZ|STUDIO」(略称D|S)と、縦棒が名前に入っていたが、いつのまにか「DAZ STUDIO」が正式名称になったっぽい。

現在、Poserとはかなり違う方向に進化し、Genesis3以降のフィギュアの互換性はなくなっている。Genesis3以降には、Irayに最適化されたマテリアルも用意されているのだ。

2020年現在、DAZのフィギュアはGenesisという規格で作られていて、上位互換が保たれている。最新のGenesis8フィギュアは、旧Genesisの服や髪をAutofit機能によって着用可能なのだ。画期的である。

当初、全機能を備えたDAZ Studio Proは有料だったが、2015年ごろに無料化された。2019年最新バージョン4.12では、人物画像1枚から、激似フィギュアを生成する機能が備わった。64ビット版と32ビット版がある。

  • DAZ STUDIO本体は無料。基本フィギュアも無料で手に入る。大量の無料アイテムが公開されている。
  • 有料課金フィギュアは、無料版と比べると天地ほどクォリティに差がある。
  • 拡張機能は有償プラグインとして用意されている

最初は、適当にフィギュアを配置してデフォ設定で描画するだけで、メチャ綺麗な画像が出てきて、私は驚いたものだった。だが、だんだん慣れてきて「ここが不自然だな」と文句をつけたくなる贅沢病を発症してきている私であった。

DAZ 公式サイト

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