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dForce Magnetのチュートリアル スカートやパンツを脱がす

DAZ Studioの布シミュレーション機能、dForceを手動制御できるツールが登場。


dForce Magnet 

dForceを使える環境になったので、早速使ってみたい。

動画を見ると、スカートをつまむツール?いらねーー

と思ってしまいがちだが、意外とポテンシャル高いのではないか。まずはチュートリアル的なものを参考に、円柱を平面布で包む動き。

「つまむポイント」にオブジェクトを設置して、オブジェクトを動かすだけというシンプルな設計。これは素の機能だけでやろうとしたら、気が遠くなりそう。

dForce Magnetの付属物 マグネットスクリプト+衝突物プリセット

  • dForceマグネット:
    • dForceマグネット 本体
    • ユーザーガイドPDF
    • ユーザーガイドビデオ(youtube)
  • 便利なプリセット:
    • 布設定のプリセット:
      • 布摩擦が低い設定
      • 布摩擦デフォルト
      • 布重量が軽い設定
      • 布重量のデフォルト
    • 衝突プリセット
      • 左手を無視
      • 左手を衝突対象にする
      • 右手を無視
      • 右手を衝突対象にする
    • 可視性プリセット:
      • マグネットをレンダリングで表示
      • マグネットをレンダリングで非表示にする

基本的に、dForce magnet本体以外は、ユーティリティとマニュアルのみだ。

使い方のyoutube動画は、フツーに見られる。

dForce Magnetの使い方

  • 対象の布をdForce化する
  • Geometry Editorで、つまむ点を選ぶ
  • dFoce magnet(小道具扱い)をTimeLine上で動くアニメーションにする
  • dForceシミュレーション実行

DAZ Studioのdforce機能は、単体で使おうとするとパラメータの調整がめちゃめちゃ難しいのだ。細かいことを知らなくても直感的に扱えるdForce Magnetは人によっては重宝することだろう。ちなみに私はめちゃめちゃありがたい。

関連 DAZ dForce設定(とても難しい)

では具体的にやってみよう。今回は、Hongyu’s Dream Lace 3という下着をdForce magnetで脱がす。

→結果として、このパンツはポリゴンの中央部で切断されていたためdForceシミュレーションで裂けてしまった。

※このページの下の方に、裂けないパンツの例を記載している。

シーンに適当なフィギュアを呼び出して、パンツを着用。

Sceneタブで、対象の服(Dream Lace 3 Panty)をクリックして選択状態にする。

パンツをdForceの変形対象に指定する。Simulation Settingsタブの右上にある「三角と4本棒アイコン」をクリック

プルダウンメニューが表示されるので、dForce→Add dForce Modifier: Dynamic Surfaceを選択

画面上部のメニューから、Tools→Geometry Editorを選択

画面上部の「矢印に歯車」のアイコンをクリック。(もしくは、Windows→Panes(Tabs)→Tools Settingsを選択

Tools Settingsタブにて「矢印が点線で囲まれたアイコン」をクリック。選択対象が「頂点」になる。

ちなみに左二つのアイコンは選択対象を「面」「線」にするためのもの。2は、この後の工程でクリックした点が小さくて見えない場合に調整するってことを覚えておこう。

点選択する場合、正確に頂点のあたりをクリックしないと選択できないため、Viewportのプレビュー表示を変更する。

Viewport上部中央のアイコンをクリック

プルダウンメニューが表示されるので「Wire Shaded」を選択

つまんで引っ張りたい場所をクリックして選択


透明度のある下着などは、下のポリゴンが透けて見えてしまうので少々ややこしい。クリックしてオレンジ色の点が表示されない場合は、Tool Settingsの「Point size」を大きくする。

Smart Contentにて、dForce Magnet→Utitiliesから、dFM dForce Magnetをダブルクリック

ダイヤっぽいマグネット本体が出現。Create dForce Magnetウインドウが表示されるので、Acceptをクリック。ダイヤがデカすぎ、小さすぎの場合はSizeを調整して扱いやすい大きさに変える。

Timelineを使って、マグネットが「パンツを引っ張って下ろす」という動きを設定する。
やることを箇条書きにするとこんな感じ。
  • Timelineタブをクリック
  • Timelineのオレンジの三角をフレーム10に移動
  • マグネットをパンツから離れた位置に移動
  • Timelineのオレンジの三角をフレーム30に移動
  • マグネットをパンツの下の方の位置に移動

この時点では、マグネットを移動してもパンツはピクリとも動かない。「dForceシミュレーション実行」をする必要があるのだ。

Timelineの「再生ボタン」をクリックして、動きを確認する。

こんな感じの動きになっていればOKだ。

Simulation Settingsタブにて、Frames To Simulateを「Animated(Use Timeline Play Range)」に変更
Simulateボタンをクリック

私の手持ちのグラボ(1万円ぐらい、メモリ2G)で、一分かからない程度でシミュレーションが終了した。

Timelineで再生ボタンクリックすると、パンツが脱げる
ただし、マグネットを短い時間に大きく動かしすぎるとポリゴンがぐしゃぐしゃの塊になって「爆発する」ので注意。

完成形パンツ脱がしのレシピ dForce Magnet使用

シミュレーションを繰り返していると度々起こる「爆発」

回避方法は、初期位置でパンツとフィギュア本体の重なりを解消すること。

パンツをAdd dForce Modifier: Dynamic Surfaceしたとたん、Auto Fitが解除されて位置がズレてしまうので、手動で調整する。

上記のパンツの場合は、Parametersタブで、Y translate,Z translateを調整したらどうにか重なりを解除できた。

パンツは、The Mystery Solver Outfit for Genesis 3 Female(s) に付属のものを使用。

Simulation Settingsタブにて、Gravity(重力)と、Air Resistance(空気抵抗)を変更。

本当は、脱げている途中のパンツがゴムでキュッと縮まっている感じにしたかったが、いったんコレで。

dForce Magnetで物理スカートめくり

パンツを脱がせる応用で、スカートめくりも可能だ。

具体的には、めくり上げるために2点ほどmagnetを指定して、上方に移動させるアニメーションを作るのみ。

dForce Magnetの関連機能や設定

dForce Magnetと組み合わせると有効なDAZ Studioのツールがいくつかある。

dForce Modifier
dForceを適用するアイテムに対して、dForce Modifierを設定することで、シミュレーションの細かい調整ができる。例えば、布の重さや摩擦、衝突の設定など。dForce Magnetで布を引っ張る際に、これらのパラメータを調整すると、より自然な動きを作れる…はず。

Node Weight Map Brush
dForceアイテムの特定の部分を固定化できる。例えばスカートをめくる際に、腰周辺をこのブラシで固定すれば、スカートがずり落ちるのを防げる。

Geometry Editor
dForce Magnetでつまむ点を正確に選択するために、Geometry Editorを使って頂点を選択モードに切り替えると便利。透明度のある布の場合、下のポリゴンが透けて見えて選択しづらいので、このツールが役立つ。

Simulation Settings
dForce Magnetでアニメーションを作成した後、Simulation Settingsで重力や空気抵抗の値を調整すると、布の落ち方をより自然にできる。パンツを脱がすシーンなどで有効。

D-Former
D-FormerはdForceとは別の変形ツールでだが、dForce Magnetと組み合わせて使うことで、布の形状をより細かくコントロールできる。

dforce magnetの詳細ページ

dForce Magnet 

けっこう遊べるツール。物理演算で女子の服をもて遊びたいあなたは要チェックだ。