Wet and Tanned Skins for Genesis 8 Bundle
Wet and Tanned Skinsの概要
Genesis8フィギュアの肌を日焼けさせたり、ヌラッと濡れた感じにできるツールだ。
今回入手したのはG8男性用とG8女性用がセットになったバンドルだが、「いや、オレは女用だけでいいんだ」という人は、単品買いで良いと思う。
- Wet And Tanned Skins For Genesis 8 Female(s) G8女性用単品
- Wet And Tanned Skins For Genesis 8 Male(s) G8男性用単品
「全身にうっすら汗をかいた感じ」
「ボディービルダーのように体に油を塗りたくった感じ」
を表現できる。なんとなく生っぽさが増すというか、セクシーさが増すというか。
日焼けは単に色を浅黒くするだけじゃなく、「日焼け跡」をつけられる。こんな感じ。
日焼け跡バリエーションはいくつかあって、ビキニ、ワンピース、Tシャツ着用などなど14種類のパターンあり。
エロい使用例
フィギュア G8美少女 Pei and Pei Suit for Genesis 8 Female
髪 ロングお下げ髪 Marigold Hair for Genesis 3 and Genesis 8 Female
おっと、日焼けが過ぎて真っ黒に。もうちょっと日焼けを抑えてみよう。
調整がけっこう難しい。設定によっては、レンダリングにも時間がかかる。
でも、なんだろう。エロ方面への強力なポテンシャルを感じさせる。
ざっくりした使い方
Wet And Tanned Skins For Genesis 8 Female(s) のアイコンを見るとこんな感じ。
山ほどアイコンがあって、ギャー!なんだこれ、何をどうすればいいんだ?と迷ってしまう。
試行錯誤した結果わかったこと…ざっくりこの流れで、使うことができる。
1.G8フィギュアをシーンに呼び出し、クリックし選択状態にする
2.まずAPPLIERアイコンを適用
3.専用設定画面で日焼け・濡れ加減を調整するか、個別に調整アイコンを適用する。
具体的に見ていこう。
Wet and Tanned Skinsの前準備
G8フィギュアをシーンに呼び出した前提で話を進める。
Materials→Iray→Feminine→Wet And Tanned→0 SkinのG8WT !!Apply Wet Tanned Skinsを適用。
コイツが、日焼け・濡れ肌調整をするために事前に適用しないといけないアイコンなんだと思う。
けっこう時間がかかるので、イラついてあちこちクリックしたりせず、おとなしく待とう。
以下のウインドウが出てくる。
こだわりたいんなら、B,C,Dを、適当で良けりゃAを選択しろ、みたいなことが書いてある…ような気がする。
- OptionA 濃淡制御用マップにベースカラーマップを使用する
- OptionB Aよりも、肌の赤みと日焼けの黒さが増す
- OptionC 日焼けの黒さにベースカラーマップを使用。肌の濃淡トーンを失いたくない、より黒い肌にしたいときはコレ。
- OptionD Cよりも日焼けを濃く。日焼けあとをよりくっきしさせたい場合?
Apply My Choiceをクリックしよう。
すると「テクスチャをコンバートしといたぞ」みたいなメッセージがズラズラーと出てくるので、適当に閉じる。
続いて、すぐ横にある「G8WT !Global Interface」を適用。
調整用の設定画面が出てくる。3つのタブで切り替えて「日焼けの度合い」「濡れ具合」「日焼け痕」の設定ができるようだ。
Adjust Tan 日焼け具合の調整用
日焼け度を調整するための画面。
Adjust Wet Look 濡れた肌具合の調整用
濡れ具合を調整するための画面。
- Adjust WET Layer Weight 濡れ具合。値が大きいほど濡れた感じになるが、大きすぎると真っ白になる
- Adjust WET Layer Roughness ザラザラ具合?
- Adjust WET Layer Bump 濡れマップ(濡れ方の分布を指定するテクスチャ)の強度?
- Adjust BASE Bump んー?なんだこれ。
- Wet Layer Normal Factor 濡れ肌の凸凹感の細かさ?
- Wet Layer Grazing Factor 濡れ肌が周囲の色を反射する度合いっぽい
- Wet Layer Exponent んんー?よくわからん。
Adjust Tan Lines 日焼け跡の調整用
日焼け跡を調整するための画面。
日焼け痕の色味調整っぽい。
Tan Lines Desaturation…日焼け痕のくっきり具合?
アイコンダブルクリックのみでイケる
このウインドウは、こだわりたい人用の細かい設定用っていう位置づけっぽい。
項目が多すぎて頭痛くなってくるわぁ!という場合は後回しにしよう。
実は、この設定画面を使わなくても、アイコンをダブルクリックしていけば、ある程度やりたいことができるのだ。
当初の私はそうそうに諦めた。こだわるよりも、今はざっくり使いたい。
ウインドウ右上の「×」をクリックで、設定画面を閉じられる。
Tan 肌の日焼け具合の変更アイコン
Materials→Iray→Feminine→Wet And Tanned→1 Tanのところに、フィギュアが表示されているアイコンがある。
G8WT Tan Option 0 Level 0…とかの
日焼け具合を調整するアイコン群だ。
ざっくりこんな感じにしたいな…という肌の色を選んで適用。
SATURATION(彩度)とか、HUE(色味?)、DARKNESS LEVELS(日焼けの黒さ」とかいろいろあるけど、微調整用だろう、たぶん。今はとりあえず無視。
We Look 肌の濡れ具合の変更アイコン
Materials→Iray→Feminine→Wet And Tanned→2 Wet Lookにあるアイコン群が、肌の濡れ具合を変えるアイコンだ。
いろいろあるけど、「WET LAYER AMOUNT」というのが濡れ度を変えるアイコンっぽい。
- Level01…あまり濡れてない
- Level10…ヌルヌルのべとべと
Level 10という最強の濡れ度アイコンを適用したらこうなった。
すっごいヌルヌル。油塗ったみたいになった。
WET LAYER OFFアイコン適用で、濡れ度をリセットできる。
もう一つ重要そうなのが「BUMP MAP」
肌の濡れが均一だと、陶器みたいになってしまう。
そこで、汗や脂が出やすい箇所とそうでない箇所で、濡れ具合を偏らせるのだ。
BUMP MAP 3Aを適用してみると…
濡れ肌具合が、汗をかいたようにリアルになった。額・首・胸元・腕を中心に濡れた感じになって、湯船につかっているシーンに使えば、しっくりきそうだ。
ちなみに、BUMP MAPアイコンを適用すると、こんな警告が出る。
「このバンプマップの推奨値は2です。濡れ強度を2に変更しますか?」というような意味。
今回は、「No」を選んだ。
Tan Lines 日焼け跡の変更アイコン
ついに魅惑の日焼け跡いじり。
いろんな日焼けあとを適用できる。水着の上だけとか、靴下部分だけとか、限定することもできる。
日焼けパターンは、このヒモビキニみたいなやつで行こう。
さらに、日焼け痕のくっきり具合?みたいなのを決める。
わかりやすそうなコイツにした。
結果はこれ。
なるほどなるほど。
ひとまずざっくり使えたので、よしとしよう。
なお、日焼け跡+単純な濡れ肌だけで良い場合は、Skin Builder 8を使う手もある。
Wet and Tanned Skinsを使ったセクシー画像
小麦色の肌に汗をかく水着美女
アニメ調フィギュア SAKURA8にも使える。
キャミィのくっきり日焼け痕のおしり
なんという健康的な尻。
服 ↓
太ももをじっとり濡らす
じっとり濡れた太もも。いかがわしい。
服 70’s Gym Uniform for Genesis 3 Female(s)
股間から謎の粘液
パラレルパラダイス的な。絵柄は少年漫画なのに、内容がアレすぎるやつ。
ねとねとは、Photoshopでレタッチ。
Rons Slime ← Photoshop用ねとねとブラシ。ブラシでなぞって、スタイル適用でねちょっとする。
G3フィギュアにも適用可能
実はこのツール、Genesis3フィギュアにも使える。
私は完全に見逃していたが、商品ページにフツーに書いてあった。
「Genesis3に部分的に互換性あり」
「Bumpmapと日焼け痕の機能だけ、G3には使えません」
ほうほう。
とりあえず適用してみた。
Skyler for Genesis3 娘にしたい感満載の少女フィギュア – Poser覚書
雰囲気は出てる。
男性版 日焼け&濡れ肌
Wet And Tanned Skins For Genesis 8 Male(s) G8男性用単品
フィギュア ↓
もっと汗だくにしてみよう。
2 Wet Lookの 「WET LAYER AMOUNT Level10」と…
「Bump MAP 1」を適用。
WET LAYER AMOUNT Level10…濡れ具合MAX
BUMP MAP 1…濡れマップその1
結果は!?
うわぁ。やりすぎた。
もうちょっと抑えめで行こう。
WET LAYER AMOUNT Level2…控えめな濡れ具合
BUMP MAP 3A…控えめっぽい濡れマップ
脂ぎってる!脂ぎってる!
男性版も基本の使い方は同じ。日焼けパターンがちょっと違うくらい。
「ランニングシャツ日焼け」とかがある。
怪物フィギュアに使ったらどうなるか…試してみた。
けっこういい。ヌルッとした怪物感がよく出てる。
シェーダーの設定値はどうなる?
このツール、スクリプトでフィギュアにマテリアル(シェーダー)を自動設定するものっぽい。
実際には、どういうシェーダーが設定されてるんだろうか?
んー、さっぱりわからん。
DAZ Studioのシェーダーは、Poserのマテリアルとは全く違うのかなぁ…
このへんは、おいおい理解していくことにしよう。
Wet and Tanned Skins まとめ
…というわけで、このツール、けっこう面白そう。
DAZ Studioのシェーダー周りはすっごい複雑で、初見で思い通りの材質を設定するのってまずムリだ。
「日焼け」と「濡れ感」限定だけど、アイコンダブルクリックでお肌がべっちょり濡れるっていうのは、画期的なことだと思う。
欲を言えば、「濡れ感」はG8以外のフィギュアとか、プロップにも適用可能にして欲しかった。難しいのかな。