Shape Gen Plus Genesis 9 Edition
Shape Gen Plus Genesis9 Editionは、フィギュアのパラメータをランダマイズ設定(適当な値を設定する)ツールである。
Shape Gen Plus Genesis 9 Edition
そんなものが何の役に立つのか?
パラメータ多すぎて訳わかんねぇ…適当に設定して見せてくれよ、気に入ったのを採用するから…というガチャ感覚で使う怠惰な人向けツールなのである。
今回200個入りのG9モーフ集を買ったので、合わせて購入した感じ。
Shape Genとかいう気取った名前じゃなくて、「パラメータが多すぎて死ぬぜ!」とかの名前にしたほうがわかりやすいかも知れないな。(そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!のインスパイア)
このツール、動きが軽いので、DAZ STUDIO本体のもっさりしたParameterパレットを使うよりもかなり快適だ。
いっそ、このツール内でパラメータに値指定できたらいいのに…と思うけど、あくまでランダムにパラメータを設定するツールという位置づけになっている。
Shape Gen Plus Genesis 9 Editionの使い方
使い道としては、とりあえずランダムにパラメータ設定しておいて、気になる部分を手動で修正していく…という使い方が多いかも知れない。
私は適当に表情系パラメータを選んで「なんか自然でよさげな表情を適当に作ってくれ」という目的で使うことが多い。販売されてる表情集は昔のコントみたいな大げさなやつが多いからな…。
▲FaceTransfer2で生成したキャラ
それはさておき、ざっくりした使い方。
DIMなどからインストールしたあと、Smart ContentからShape Gen Plus G9 Editionというアイコンをダブルクリックする。
関連 DAZ Install Manager(DIM)の導入方法
人間の顔にベタべタ絆創膏貼ったような変な画面が現れる。
- 画面左上から、Body(体)かHead(頭部)を選択
- 顔のグレー枠のとこをクリックして目や眉などの対象パーツを選択
- 右のタブでShape(シェイプ)かPose(ポーズ)を選ぶ
これらの手順は、モーフが大量にあった場合、全部いきなり表示したらワケわかんないでしょ?という配慮である。たぶん。
- モーフがズラッと出てくるのでランダマイズしたいモーフにチェックをつける
- Randomize Choice(選択したものをランダマイズ)で、実行
ランダマイズとは、パラメータに適当な値を設定することである。たぶん。
複数のモーフを一気に選びたいときは、ドラッグで選択したり、パネル上でCtrl+Aで全選択したりが可能だ。
ちなみに、全選択してランダマイズするとだいたい破綻するので、結局地道にモーフを手動で選ぶことになると思う。
画面左上で、Bodyを選ぶとこの画面が出てくる。
このツールはモーフしか扱えないので、関節の曲げで表現されるポーズは対象外だ。ポーズ扱いのモーフみたいなのがあったら、右のタブで「Pose」というのが出てくると思う。
このツール起動中は、3Dビューポートをいじることはできないのだが、ツール内からカメラ操作やプレビューモードの切替ができるようになっている。
ランダマイズしまくってワケわかんなくなってきたら、ゼロにリセットする機能もあり。1操作分だけ戻るアンドゥや、アンドゥ取り消しのリドゥ機能も搭載。
画面左上のFavoritesは、「お気に入り」に入れたモーフだけを対象にするモード。
これだけ別になってる意味はなんだろうな…。DAZ STUDIO本体のParameterパレットにて、ハートマークをクリックして「お気に入り」したモーフだけを対象にできる。
また、画面左下のボタンで、値の入ったモーフだけをお気に入りに入れたりできる。
今の私は「別にいらないな…」と思うけど、何かの拍子にすごく便利に感じるのかも知れないな。
画面左下にあるプルダウンは、チェックを入れた状態を保存しておける機能だ。
「+」ボタンクリックで、現在チェックのついているモーフをプリセットとして保存できる。プルダウンで呼び出し、「-」ボタンクリックで、保存したプリセットを削除だ。
いちおう、日本語のプリセット名も使えたけど、ちゃんと不具合なく使えるのかどうかは不明。ざっくり動かした感じでは、まあイケるんじゃない?という感じ。
まあそんな感じ。ガチャ感覚でいい感じのが出るまでクリックするという感じなので、まあ初心者向きなのかも知れない。私は好きだけど。